引越し後に必要な7つの手続き
引越し作業が終わってホッとしていると、気が付けばあっという間に時間が過ぎていく。忘れないうちに、引越し後の手続きを終わらせておこう。

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引越し後も最後まで気を抜かずに

引越し後の手続きは、忘れていると新生活に支障が出ることも。引越し作業が終わったら、できるだけ早めに終わらせてしまいたい。

市区町村の役所での手続き

新居を管轄する市区町村の役所で手続き。必要な手続きは、各世帯の状況により異なるので、事前に確認し、準備しておこう。手当や福祉サービスなどに直結するものも多いので、手続きは早めに。

■転入届と住民票の取得

引越し後14日以内に、前住所の役所で入手した「転出証明書」と身分証明書、印鑑を持参の上、「転入届」を提出。各手続きで使用する住民票も併せて発行してもらっておくと、役所にもう一度出掛ける手間も省けるので、必要な枚数を確認しておこう。

■転校書類の手配

転校手続きに必要な「転入学通知書」は、転入届を出せば発行してもらえるところと、住民票を教育委員会に提出してやっと発行してもらえるところなどがあるので確認を。前住所の学校で発行された「在学証明書」と「教科用図書給与証明書」の提示を要求されることもあるので、準備していこう。

■国民年金・国民健康保険の手続き

国民健康保険は新たに申し込みをすることになる。転入届と同時に登録してくれるところも。別申請の場合は、転出証明書、身分証明書、引き落としにする場合は銀行口座の印鑑も必要。国民年金は住所変更のみ(国民年金手帳持参)。

■印鑑登録

印鑑登録をする場合は、登録の手続きが必要。本人が直接申請できる場合は、登録する実印と、本人であることを証明できるもの(免許証など)を持参して手続きしよう。

■その他、福祉・医療・手当関係の手続き

市区町村役所で行う手続きには、ほかにも、乳児医療費助成や児童手当、介護保険、後期高齢者医療費助成などの福祉医療や手当に関する手続きがある。該当する人は、事前に必要書類を確認の上、同じタイミングで手続きを終えられるようにしておこう。

■原付の登録変更

原付の登録変更は、いったん廃車にして、新たに登録する形となる。標識交付証明書(紛失している場合は役所に相談を)、印鑑、ナンバープレート(ナンバーが変わる住所変更の場合)、身分証明書を準備し、まずは廃車申告書を提出。同じ役所で、新規登録の手続きもできる。

■犬の登録変更

旧鑑札、予防注射済票、印鑑を持参して手続きする。市区町村によっては、申請先が管轄の保健所になる場合もあるので、事前確認をしてから出掛けよう。

転校の最終手続き

役所の手続きで「転入学通知書」をもらったら、前住所の役所で発行された、「在学証明書」と「教科用図書給与証明書」を、転入先の学校に提出しよう。これでやっと転校に関わる手続きは終了だ。

運転免許の住所変更

運転免許証の住所変更は、管轄の警察署にて行う。手続きには、運転免許証と印鑑、新住所を確認できるもの(住民票など)、都道府県を越えての引越しの場合は、写真1点が必要。身分証明として使う機会も多いので、早めに住所変更しておきたい。

車庫証明申請と証明書入手

免許の住所変更と合わせ、車庫証明を申請しておくと、手間が1回分省ける。ただし、申請には、車庫の配置図などの申請書類などが必要になるので、準備してから出かけよう。証明書は、申請後数日で発行される。

自動車・自動二輪車の登録変更

自動車の登録変更は、引越し後15日以内に、管轄の陸運局で行う。車検証、住民票、車庫証明、印鑑を準備の上、手数料を添えて申し込む。管轄の陸運局が変わった場合は、ナンバープレートも変更になるので、車で出掛けて取り替えてもらおう。

梱包資材の返却と不用品の処分

すべての荷解きが完了し、新居に荷物をしまい終えたら、引越し会社に、段ボールなどの梱包資材を回収してもらおう。また、転居後に不用品が出てしまった場合は、処分を依頼できないか、引越し会社に聞いてみよう。ただし、料金確認は事前に。

引越しのお知らせハガキを投函する

新生活が落ち着いて、友達に遊びに来てもらっても大丈夫な状態になったら、先に準備しておいた引越しのお知らせハガキを投函しよう。これでやっと、引越しに関わる手続きは完了だ。